データヘルス計画・健康スコアリングレポート

データヘルス計画

データヘルス計画とは、当組合が持っている加入者のレセプト、特定健診、特定保健指導のデータを収集・分析して、組合独自の効果的な保健事業として計画し、国に報告したうえで、組合の保健事業として取り組むものです。当組合では、この「データヘルス計画」を通して加入者、事業所の特性に応じて保健事業を実施し、被保険者とその家族の方々の健康を守るための健康づくり、疾病予防に努めます。

データヘルス計画の事業一覧

職場環境の整備
卒煙対策
(予防的がん対策事業)
オンライン禁煙外来等の実施
禁煙ガム・パッチの購入補助金を支給(サポーター制の導入)
加入者への意識付け
わかりやすい情報発信
ホームページ・KENPOSの活用
健保ホームページからの情報発信
KENPOSからの健康情報をプッシュメール送信
Web医療費通知の配信 かかった医療費を通知することでコスト意識を啓蒙
主な個別の事業(被保険者の健康診断を除く)
RenoBody
ウォーキングラリー
年2回(春・秋)にスマホの歩数計を利用したウォーキングイベントを開催
家族健診
(40~74歳)
毎年5月~翌1月に実施。
胃がん検診や婦人科がん検診の補助なども行う。
健康年齢通知 30歳以上の節目年齢者と当年度の特定保健指導対象者に対して、新年度の健診前に前回の健診結果を項目ごとに年齢化し、客観的に確認することを目的に実施
リスク保有者向け
健診結果通知
医療機関へ受診が必要な方へ、リスク項目に関する通知書を送付
がん(大腸等)リスク保有者への受診勧奨通知
特定保健指導 内臓脂肪型肥満(メタボリックシンドローム)のリスクが高い40~74歳を対象に、保健師などが生活習慣病の予防のため生活習慣改善のための支援を実施
家族特定保健指導 当健保の健康診断を受けた家族の内、特定保健指導に該当した方3つの指導プログラムを提供(選択申込制)
重症化予防保健指導 保健師などが主に「血圧・血糖・脂質」の数値が悪い方へ「脳・心臓・腎臓」といった大切な臓器や血管を守るための保健指導や通院指導を実施。(糖尿病性腎症予防プログラムを含む)
オンライン診療 通院不要、待ち時間なしで隙間時間に受診することができる医療サービスを提供
お薬の送料やオンライン利用料を補助、無料健康相談もあり
歯科健診 虫歯・歯垢・歯石チェックやお口に関わる相談を気軽に職場やお近くの歯科医院で、費用負担なしで受診できる
ジェネリック通知の送付 年間の先発医薬品との差額が一定以上ある加入者に差額通知を送付、後発薬使用を促す
インフルエンザ予防接種補助金 加入者1年度1回限り、2,000円を上限に費用補助
常備薬の斡旋 利用者の増加を図りセルフメディケーションを促進(年2回 春・秋)
ファミリー健康相談
ベストドクターズ
健康相談・健康づくり等の電話相談窓口の設置
重篤な疾病に罹患した時、最適な治療やセカンドオピニオンのために専門医を案内
適正受診通知 重複受診、頻回受診、重複薬剤投与者、多剤投与者に対して適正受診を促す
ダイエットチャレンジ 健診時の体重前年比3%以上減少者へインセンティブ

第3期データヘルス計画

第4期特定健康診査等実施計画

健康スコアリングレポート

スコアリングレポート全国には1,400弱の健康保険組合がありますが、健康スコアリングレポートは、40歳以上の加入者の健康状態や医療費、予防・健康づくりへの取組状況等を「見える化」した報告書です。政府の「未来投資戦略2017」を受け、厚生労働省・経済産業省・日本健康会議が連携し、2018年度から導入されました。
もともとは、加入事業所と健康保険組合の連携(コラボヘルス)を図るための資料として作成されたものですが、全組合平均や業態平均との比較により、健診の受診率や健康状態の状況などが、客観的に把握できるようになりました。
当健保では事業主と連携して、このレポートから見えてきた健康課題に取り組んでまいりますので、みなさんも積極的に健康づくりに努められますよう、お願いいたします。

2024年度版スコアリングレポート

参考資料